こんにちは。
GWもそろそろ終わりそうですね。今年のGWは特別何か予定もなく、ただ日が過ぎてしまいなんだかもったいない過ごし方をしてしまったなぁと。
コロナ禍以前は毎月のようにライブや舞台などに明け暮れていたので、お金はなかったですが非常に充実していました。
今は全く逆の家から出ることがとてもめんどくさい性分になってしまい、何か新しい趣味がほしいなと思っている今日この頃です。
さて、サムネイルをみて、「あぁこの人は、人に何か教育をする時怒るタイプだな」と思った人も中にはいると思います。決してそんなことありません。むしろ私はその人が出来るようになるには、どうすればいいかを、ものすごい考えるタイプです(キラっ)
それはさておき、20代中盤から部下を持ち、現在は一回り以上の人の育てていく中で痛感したことをここに記録したいと思います。
初めての部下
前々職で、少人数(5,6人)ではありますが部下を持つことになりました。一般企業でいうところの「主任」でしょうか。
今の時代に主任というものがあるかは分かりませんが、当時最年少でなった私は少しだけ天狗になっていたことを覚えています。笑
労働面でのマネジメント、技術的なマネジメントなど、改めて会社の制度や技術の勉強をしていましたね。部下が抱える不安は全て私が解決してやる!!くらいの気持ちでいました。
初めての部下の中で、とても印象的かつ、私のマインドを変えてくれた部下のエピソードを記したいと思います。
意図したものとは異なる成果物
とあるRPAの案件に取り組んでいる時の話です。
IT企業での経験が2,3年ほどの若手が新しく私のチームに入ってきました。とても素直な人(Aさん)で、案件の数に対して圧倒的にリソースが足りていなかったので、非常に嬉しくいろいろと仕事を振ってしまいました。なんとなくその人の、力量が見えてきたころ、別案件でとある成果物の作成を依頼しました。
Aさんは将来的にマネジメントの方向にいきたいと言っていたので、他チームメンバーで手が空いている人がいるから、その人(Bさん)に依頼してもいいよーと伝えて結果を待ちました。
想像が出来ると思いますが、全く成果物が異なりました。え!?となった私は、Aさんが依頼したBさんにどんな依頼がされたか確認すると、私が依頼した内容とは全く異なっている内容。。。。。この話をAさんにする前にどんな成果物のイメージを確認すると、Bさんに伝えた内容と合致しており、つまり
「Aさん⇔Bさん」のコミュニケーションは、しっかり出来ており、「私⇔Aさん」のコミュニケーションは出来ていないことが分かりました。
おそらく多くのリーダー、マネジメントレイヤーの人が直面したであろう「コミュニケーション課題」。自分はこう伝えたから、こういったものが出来ると思ったら大違い。
伝えられる側の人がどう受け取るかは、しっかり確認しないと一方的なコミュニケーションになってしまいます。
受け取る側に問題があることも0ではないですが、これは伝える側の問題です。初めての部下を持った時これを教えてくれた部下には感謝しています。
“部下”というより、100人いれば100通りのマネジメントの方法があるんだとも学べました。
年上のメンバー
今所属している課は、エンジニア出身ではない人が2名おり、そのうち1人(Cさん)に対して技術的なフォローを行っています。
現在所属している会社では、RPAツールとしてAutomation Anywhereを採用していたり、VBAやPower Automateでの開発をしたりしています。エンジニア出身の人からすれば、少し触ればなれるものだと思われますが、そういうわけにもいかないのです。
Cさんと会話している中で感じたのは、エンジニアであれば「普通」と感じていることが普通ではなく、なぜ分からないんだろうとこちらが考えてしまうと、こちらがイライラしてしまい効率が悪くなってしまうということです。
もちろんすべての人が私と同じ考えではないと思います。ただこういう場面に出くわした時に、イライラしてしまうのではなく、この人はこういう考え方をするのはなぜなんだろう、私と違うのは今まで経験してきたことが異なるし、私の考えが決してすべてが正しいわけではないと、最近は自分に言い聞かせて、仕事に取り組んでいます。
本当に様々なタイプがいて、改めて人間って面白いなと思いました。笑
まとめ
なんだか今日は話がまとまっていないですが、まとめたいと思います。
“人を育てる”ことは、本当に難しいです。自分の思い通りになれば楽と考えてしまうかもしれませんが、そういうわけではありません。その人に寄り添い、合う方法でコミュニケーションを取って進めていくしかないと、現時点の私は考えています。
また、自分が上司の立場になって感じたことは、上司だからといって全てを自分で抱え込んでしまっては、緊急時に部下をフォローすることが出来なくなってしまいます。
自分で全てを背負わないで、勇気を持って任せることが大事だと思います。
以前、私がツイートした内容にはなるのですが、以下をご覧ください。
こういうことを感じることが出来るのが、”人を育てる(人材育成)”の醍醐味なのではないかと思います。自分自身の成長にも繋がりますしね。♪
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